腹部超音波2

71歳女性
既往歴:萎縮性胃炎 高血圧症
スクリーニング目的にて腹部超音波検査を施行。
動画2本、静止画1枚を示す。

〈血液検査データ〉 ()内は施設内基準値
TP:6.8g/dL(6.6~8.1g/dL) Alb:4.0g/dL(4.1~5.1g/dL) T-Bil:0.5mg/dL(0.4~1.5mg/dL)
AST:31U/L(13~30U/L) ALT:39U/L(7~23U/L) LD(IFCC):175U/L(124~222U/L)
ALP(IFCC):70U/L(38~113U/L) γ GT:13U/L(9~32U/L) B-AMY:51U/L(44~132U/L)
CRP:0.04mg/dL(0.00~0.14mg/dL) 血糖:92mg/dL(73~109mg/dL) TG:84mg/dL(30~117mg/dL)
TC:224mg/dL(142~248mg/dL) LDL-C:134mg/dL(65~163mg/dL)
WBC:4.9×10³/μL(3.3~8.6×10³/μL) HGB:11.7g/dL(11.6~14.8g/dL)
PLT:239×10³/μL(158~348×10³/μL)

腹部超音波2 動画1 右肋骨弓下走査 (No18-19_1)

  腹部超音波2 動画1(No18-19_1)

腹部超音波2 動画2 カラードプラ(No18-19_2)

  腹部超音波2 動画2(No18.19_2)

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  腹部超音波画像 画像A

設問18
超音波所見について正しいのはどれか。2つ選べ。

① 胆嚢腫大および胆嚢壁肥厚を認める。
② 腫瘤像内部に血流シグナルを認める。
③ 胆嚢内腔に可動性のある隆起性の等エコー像を認める。
④ 胆嚢内腔に後方エコー減弱を伴う高エコー像を認める。
⑤ 胆嚢体部に隆起性病変があり胆嚢壁構造の不整・断裂を認める。

設問19
超音波所見より考えられるのはどれか。

① 胆嚢癌
② 胆嚢腺腫
③ 胆石・胆泥
④ 急性胆嚢炎
⑤ 胆嚢腺筋腫症